中年男性、工場勤務、単身赴任

工場勤務、単身赴任のおっさんの日常です。

何もしないこと

11/23.今日はサラリーマンであれば休日の人が多いと思う。僕は単身赴任なのでもちろん一人アパートで目覚めるわけなのだが(不倫などするテクもないし)、さてなにすんべ?と考えることもない。朝飯を食うことしかやることがないからだ。そして、金を使わずに一日どう過ごそうかななんて考える。若いころは休日に1日家にいてまったりと過ごすなんてことは人生の無駄だとおもって無理やり街にでかけていたものだが、今となっては何の算段もなく出かけて一体お前はどんな収穫を得たのだと当時の僕に言いたい。街に出て何か面白いことはないかと探してはみるものの結局は本屋を何件か梯子して時間をつぶし日が暮れるとなじみの飲み屋で店の人と毎回同じようなことをしゃべるそんな時間の使い方が当時の僕にとってそんなに大事だったのだろうか。

 中年になった今、家にいても結構時間がつぶれることに気づく。若いころにはなかったスマホがあり、動画を見たりや無料マンガを読んだりするだけで半日の時間をつぶすことなんて簡単だ。

 僕の時間は軽い、と昼過ぎになって気づく。薄い休日を送っていることに気づく。一方で軽くなく薄くない人生って、休日を過ごすことってどういうことなんかなとも思う。人と会うことなのか、旅をすることなのか、新しい経験を次々としていくことなのか。多分そうなのだろう。そのような自分に価値をもたらすような体験をできるような行動を次々と繰り出していくことがより良き人生を送るためには必要なことなのだろう。でもな、しんどいんだよね。僕にとっては。